お水を買うなんて、海外旅行行った時だけだったのに、六甲のおいしい水から始まって、海洋深層水や酸素水を買ってみたりしていますが、今日のNIKKEI BUSINESSにちょっとびっくりして記事が載っていたので、ご紹介しま〜す。
まずは、質問から。
鉛やヒ素の基準値は水道水とミネラルウォーターではどちらが厳しい?
農林水産省の「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によると、ミネラルウォーター類は「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」「ミネラルウォーター」「ボトルドウォーターまたは飲料水」の4種類に分けられています。「ナチュラルウォーター」および「ナチュラルミネラルウォーター」は特定水源の地下水から採水された水で作られたものをいいますが、「ミネラルウォーター」は複数の水源の水やミネラル・バランスを人工的に調整してもよいことになっています。ただし、すべて加熱またはろ過による殺菌(除菌)を義務づけています。
これに対してヨーロッパ(EU加盟国)ではミネラルウォーターの製造基準が厳しく、殺菌処理を認めていません(殺菌が必要なほどの雑菌を含む水はダメということ)、特にナチュラルミネラルウォーターについては「人体に安全な菌が正常な範囲内で生きており、殺菌やミネラルの添加など人為的な加工をしていないこと」、「水源があらゆる汚染から完全に隔離され、周囲の自然環境がきちんと保護されていること」、「健康に適した水であることが科学的、医学的に証明されていること」などを満たさないと認められません。
もちろん日本産の水にも、水源を厳格に管理し、ミネラルバランスを壊さないように非加熱のフィルター処理をしているものはたくさんあります。
ところで、日本のミネラルウォーターは食品衛生法では清涼飲料水に分類されており、規格基準が定められています。一方、水道水は省令で水質基準が決められています。その基準項目数はミネラルウォーターが18項目であるのに対して水道水はその3倍の50項目にも及んでいます。しかも一般細菌や大腸菌、カドミウム、水銀、鉛、ヒ素、亜鉛、ホウ素などの共通項目を比較すると、基準値が同じものもありますが、鉛やヒ素、亜鉛などは水道水のほうがミネラルウォーターよりも2〜5倍も厳しくなっています(許容される上限値が低い)。
だから、ミネラルウォーターが危ないって訳ではないですからね。